捕獲機の貸し出しについて

ご自身で猫を保護したいと考えておられる方から、捕獲機の貸し出しについてお問い合わせを多くいただきます。従来は貸し出し誓約書にご記入後、無償で貸し出しておりましたが、期限が守られない、断りなく第三者への捕獲機の又貸しがなされる、連絡が不通になる、破損させられた捕獲機を連絡もなく施設の玄関先などに放置されるなど様々な問題があり、一昨年から貸し出しは原則的に下記の方に限定させていただくことにしました。

 

  • 正会員・法人会員。
  • 1年以上活動歴のあるボランティア会員。
  • 会員の方を経由してお問合せされた方。

これらのいずれにも該当せず、捕獲機を借り出したいと希望される方には、正会員への加入をお願いしています。

 

NPOの動物愛護団体であるならば、捕獲機を無償で誰にでも貸すべきだと述べられる方も多いのですが、ピース・アニマルズ・ホームで使用している捕獲機の保有数はそれほど多いわけではなく、また、中にはご寄付いただいたものもあります。 

捕獲機が借り出されたまま音信不通となっている時や、捕獲機が破損・故障している時に大規模なレスキューや緊急性の高い保護の問い合わせがあった場合、保護作業に著しい支障が生じ、保護対象の猫の生命や健康状態にも影響します。

また、備品の使用においては、それらは単なる物ではなく、寄付された方の厚意が託されたものであり、丁寧に扱わなければならないと私たちは考えています。

こうした考え方が共有されていると判断できる方のみに捕獲機の貸し出しを限定させていただくため、上記のような取り決めとなりました。

 

ご理解いただけますよう、お願いいたします。