2016年

10月

19日

動物愛護活動の様々な支援、あるいはサポーターをサポートすることについて

ピース・アニマルズ・ホームへの支援方法の一つとして、募金箱の設置協力があります。

協力店一覧を見て頂くとわかるように、動物愛護と直接的には関係のない業種の会社や店舗の皆さん方も、募金箱の設置に協力して頂いています。
募金箱設置以外にも、会社として動物に関わっている訳ではなかったり、動物愛護を理念などで特に掲げていなかったりしても、ピース・アニマルズ・ホームを様々な形で支援して頂いている様々な会社やショップがあります。

ベビー&キッズ用品を扱われているエイデンアンドアネイ(aden+anais)さんもそのような一社です。エイデンアンドアネイ社のウェブサイトには特に動物愛護に関する文言や、物品寄付支援をなさっていることなどについて言及はありませんが、継続的に寄付協力をして頂いています。

 

企業による動物愛護への取り組みは、少し前までは、動物実験へのスタンスを問われ続ける製薬会社や化粧品会社や、動物に関わる会社によるものが主でしたが、企業の社会的責任が問われ、重視されるようになってからは、様々な会社やショップが動物愛護に関心を明示し、寄付行為をはじめとする支援を行っています。

動物愛護に関心を示す企業やショップの多くは、単にイメージ向上の為にそうしているにすぎないという批判もあります。しかし、こうした動きは肯定的に捉えたほうがよいでしょう。

 

動物愛護活動においては、保護や譲渡、野良猫への避妊・去勢手術のような、いわゆる「現場」の動きがクローズアップされます。けれどもそうした活動を円滑に進める為には、普段からの動物愛護の周知活動などにより、活動現場や地域社会の動物への関わり方が肯定的なものになっていることがとても重要です。

動物への偏見や暴力的・威嚇的な言動を示す人の多い地域での活動はあらゆる点において難しいものです。逆に、レスキューや里親・迷子探しなどにおいても、動物愛護に協力的な人が地域に数人・数世帯いるだけで活動はとてもしやすくなります。

 

インフラの整った企業や地域生活に密接したショップなどが有する周知活動における力は、個人や私たちのような団体よりも強力です。

たとえば私たちが配布する動物愛護関係のフライヤーやパンフレットを手に取ったことがなくとも、企業として様々なチャリティ活動に取り組み動物実験反対を掲げるラッシュ社のSNSでの投稿を通じて、動物愛護という問題系に気づく方も多いでしょう。また、独自の発信はしていなくても、SNS上には動物愛護関連のイベントやキャンペーン、動物の譲渡や迷子動物情報などの動物愛護に関する投稿を積極的にシェアしたり、店頭での動物愛護関連のフライヤー配置やポスター掲示に協力的なショップが多く存在します。

 

動物愛護活動をメインで行う人達以外の、社会の様々な場所やメンバーによってなされるこうした動きは歓迎すべきであり、私たちもそうした企業やショップに対しては、支持を表明し、そのような動きがあることを周囲に広めたり、その会社の製品を購入したり、ショップを利用したりと、出来る範囲で支援を行うべきでしょう。

企業やショップにとって私たちは消費者であり、サービス利用者です。この立場からなされるボイコットキャンペーンは社会運動の強力なツールです。動物愛護運動の歴史においても例えば、明らかに無意味で不当な動物実験を継続する製薬会社や化粧品会社への不買運動が多くの成果をあげ続けてきました。

否定の意を示すのと同じくらいに、動物愛護に取り組む会社やショップに支援の意思表示を様々な形で示すことは大切です。

 

競合する商品やサービスが複数の売り手から販売されている場合、この企業は動物愛護に取り組んでいるから、こちらの商品を買おうとか、動物愛護に熱心なあの店を利用しようという生活のあり方。普段の生活の仕方を少し変えながら、社会のあり方に影響を与えてゆこうとすることは、すぐに効果が現れるものでもありませんが、これも一つの「現場」ではないでしょうか。

 

どの企業やショップが動物愛護に精力的に関わっているのか、皆さんがそれぞれ情報を発信してゆくことを期待しますし、私たちも折を見て、ご紹介してゆきたいと思います。