多頭飼育環境下のマルチーズのレスキュー報告と里親募集

11月上旬、長年にわたり犬(および猫)を劣悪な環境下で飼育していた高齢者の方のご家族からのご依頼で、マルチーズ8頭をピース・アニマルズ・ホームにて保護いたしました。
保護したマルチーズの年齢は推定1歳から7歳、内訳は雄7頭・雌1頭で、避妊・去勢処置はなされておらず、毎年、増えていったものと思われます。

マルチーズは抱っこされたがる「抱き犬」という愛玩犬としての性質がよく知られていますが、保護したマルチーズたちはこれまで十分に飼い主に抱かれたり、グルーミング・トリミング等のケアもされていなかった為か、保護・入所当初は抱かれることを拒み、また被毛の状態もよくありませんでした。「外」へのマルチーズたちの反応からも、散歩などに連れて行かれたこともなかったのではないかと推察されます。


現在はピース・アニマルズ・ホームの飼養スタッフが譲渡に向けて簡単なトリミングやグルーミングなどの被毛のケア、体調管理、人との関係にマルチーズたちを慣らしてゆく再社会化を行い、少しずつですが本来のマルチーズらしさを回復しつつあります。

 

この8頭のマルチーズをご家庭にあたたかく迎え入れて頂ける里親を募集いたします。 里親希望の方は、譲渡に関する事項をお読みの上、お問い合わせください。なお、このマルチーズたち以外にもピース・アニマルズ・ホームには里親を募集している多くの動物たちが暮らしております。

マルチーズの個々の詳細や経過については、このお知らせ欄等でもこれから適時、ご紹介してゆく予定です。

 

※追記。里親となって頂いた方から、里親報告を頂きました。ご覧ください。